今日はアードベッグについて。
数あるウイスキーの中で、
ピート香の強いウイスキーを選ぶなら
アイラ島のモルトウイスキーが最適です。
その中で、群を抜いてピートが強いのは
アードベッグです。
ピートと言われればアードベッグ
といっても過言ではないでしょう。
ピートのレベルを表すフェノール値も50ppm以上と
他のウイスキーを寄せ付けません。
ウイスキー初心者には強烈な印象を持たれます。
正露丸くさ~いとか
病院のにおいがする、などなど。
でも、そんなボロカス言われたって
アードベッグはお構いなしなのです。
全世界に熱狂的なファンが数多くいて、
アードベッグの紋章を
入れ墨にして腕に入れる人までいるのです。
しかも大勢いるそうです。
ちょっとアホでしょう。
サイトの写真だってこんなの。
ずいぶんアホでしょう。
そんなアードベッグは
精留器で蒸留され、
熟成はバーボン樽を使用します。
テクスチャ(味わい、舌触りなど)が変わるため、
冷却ろ過は行わないという、
いわゆるノンチルフィルターです。
それによって、
ロウのようなテクスチャが保たれるそうです。
※冷却ろ過
0~1度にウイスキーを冷やしてろ過する方法。
ちなみにわたしのお気に入りアードベッグは
ウーガダール。
数年前の試飲会で飲んで
ひと目惚れならぬ、ひと飲惚れ。
豊かな熟成感に芳醇な味わい。
ちょいと高いですが、
最高のテイストだと思います。
個人的にですが。