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【バーテンダーの基礎知識】ボジョレーヌーボー解禁

今年もやってきた。

言わずもがな、

ボジョレーヌーボー解禁日。

 

ひと昔前のように

騒がれることも少なくなったけど、

わたしらバーテンダーにとっては

やはり楽しみな行事のひとつ。

 

今年の出来はいいらしいよ、と

噂は毎年のように流れるけど、

これはあまり信用できない。

 

前評判を流すのは

おそらく輸入業者だろうし

マズかったところで決して

悪い噂など流すはずもない。

 

ボジョレーヌーボーに限らず、

ワインは

シャトー(醸造所)によって味が違う。

すなわちそれを扱う輸入業者によって

味がまったく違うということ。

 

サントリーのボジョレーと

アサヒのは全然違ったね、

のようなこと。

 

それに、普通のヌーボーと

ヴィラージュヌーボーは

これまた違う。

 

地域と規格を厳しく定めた

ワンランク上のヴィラージュヌーボー。

 

そのまた上の厳選された

プレミアムヌーボーもある。

 

ひとくちにボジョレーヌーボーといっても

幅が広いのだ。

 

で、今回は

ボジョレーヴィラージュヌーボーと

ジョルジュ・デコンプという造り手(シャトー)

この二種を飲み比べた。

 

ボジョレーヌーボー2017

 【ボジョレーヴィラージュ】

まずヴィラージュヌーボー。

今年のボジョレーヌーボーは

酸味が少なく、

ヌーボーなりに

ぶどうの深みも感じられる。

旨いというのが率直な意見。

 

ワンランク上のボジョレーヌーボー2017

【ジョルジュ・デコンプ】

ジョルジュ・デコンプは

香りが強く

ヴィラージュヌーボーのほうが

飲みやすいと思ったが、

時間を置くと

凝縮された旨味が広がって

とても良いワインと変わった。

 

全般的に今年は当たり

と言っていいのかもしれない。

 

あともう一本

マコンヴィラージュヌーボー。

いわゆるボジョレーの白ワイン。

 

ボジョレーヌーボーの白ワイン

【マコンヴィラージュ】

これはぶどうがシャルドネなので

一般的な白ワインとさして変わりはない。

ややまろやかさがあるくらいか。

 

ま、なんにしても、

2017が当たり年となって

数年後に飲むのが楽しみなワインに

熟成するのが楽しみである。

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