新年のごあいさつ｜昨今のウイスキー事情について

まずは新年のご挨拶

新年、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ、よろしくお願いします。

毎年、当然の如くいろんな出来事が起こりますが
地震、台風、連日の猛暑による熱中症の多発などなど
ふり返ると、去年はマジどえらいものでした。
その被災によって、いま現在も不便な生活をされている方々が実際にいらっしゃいます。
そして、お亡くなりになった方々。
心よりお見舞い申し上げます。

いや、本当に大変な一年でした。

そんな中、ウイスキー業界にも、大きな波乱がありました。
世界の五大ウイスキーのひとつ、ジャパニーズウイスキー。
この日本のウイスキーが、原酒不足によって次々と製造中止に追い込まれたことです。

【ジャパニーズウイスキー】

その結果、既存のウイスキーにも大きな影響がでました。
値段の高騰です。
高騰するわ、手に入らぬわ、だからさらに値段が跳ね上がるわ。
もうむちゃくちゃ、負の連鎖ですな。
まったくもって、けしからん話です。

でも、日本人はまだ幸せです。

なぜ？
日本のウイスキーが飲めるからです。
はあ？
なに言ってんの？

と、普通はそうなりますよね。

世界各国からエントリーされたウイスキーの中から、カテゴリーごとの最高賞を決めるウイスキーのコンペティション【 ワールド・ウイスキー・アワード】 が毎年イギリスで行われています。
日本のウイスキーはここ数年、名だたるウイスキーを押しのけて賞を総なめ。
もはや世界のトップブランドとなっているのです。

当店を訪れた外国人が言いました。

日本人はなぜ日本のウイスキーを飲まないのか。

外国人は日本に来なければ、日本のウイスキーが手軽には飲めないのです。
だってそうでしょう。
日本でさえ手に入りにくくなったジャパニーズウイスキー
外国にあるわけないじゃないですか。

新年のごあいさつのつもりが
何が言いたいのかわからなくなってきました。
最近のウイスキーブームのおかげでしょうか、日本でもウイスキーが好まれる傾向になっています。
だからみなさま、ここはひとつ、ぜひとも日本のウイスキーを飲んでいただきたい。
なぜ？
日本人だからです。
これも外国の方に聞いたのですが、
日本のウイスキー、海外で飲むと、いくらすると思います？

例えばですが、
サントリー山崎12年、日本円に換算すると
ワンショット 10000 ～ 15000 円
だそうです。
それだけ希少だということです。
だからみなさま、今年はぜひ、日本のウイスキーを飲みましょう。
あるうちにね。

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