カクテルを作るには、
各々のお酒の特性や味を知らなくてはなりません。
今日はその覚え方について考えていきます。
例えばリキュール。
リキュールはその特性や味を区分すると
大まかに四つに分類することができます。
- エキス分が高い
- エキス分が低い
- 味のインパクトが高い(濃厚)
- 味のインパクトが低い(淡白)
図解するとこうなります。
実際にいくつかのリキュールをあてはめてみると
下記の図のようになります。
そうしたうえで考えてみると、
甘みはつけたいが、味の特色をあまり出したくない場合
コアントローなどがいいということになり、
逆に甘みよりを味に特徴を持たせる場合は
カンパリなどのリキュールがいいということになります。
そしてリキュール同志の特色が同じような位置にあれば、
そのリキュールを入れ替えても
同じタイプのカクテルになるということになります。
【例】カシスミルク → カルアミルク
そして、リキュールがお酒にどう変化をもたらすかは、
実際に飲んでみればわかります。
ただし、そのまま飲んでもよくわかりません。
例えばハイボールが好きならば、
そこにリキュールを少したらせばいいのです。
そうするとリキュールがもたらす変化がわかります。
今日はコアントロー、
明日はピーチ、
明後日はマスカットというように。
このとき必ずやってほしいこと。
それはテイスティングメモを書くということです。
自分なりの言葉でいいので、
必ずテイスティングメモをとってください。
これはのちのち、
あなたの財産になるはずです。
それでは頑張って、お酒を覚えていきましょう。