ウイスキーの講習を受けました。
グレンモーレンジとアードベッグ。
対照的なこのふたつのウイスキーは
みなさまご存知のように
スコットランドを代表する銘酒です。
個人的にはグレンモーレンジ
あまり好きではなかったのですが、
今回講習行って変わりました。
おいしいですよね、
グレンモーレンジ。
いいですよね。
グレンモーレンジ。
すぐ影響を受けやすいわたし……。
![スペイサイド地方のモルトウイスキー、グレンモーレンジ](http://web-barman.net/wp-content/uploads/2017/06/glenmorangie-e1498738475485.jpg)
【グレンモーレンジ】
でもホントおいしいと思いました。
だって、その蒸留所に働いてる人から
モーレンジの話を聞きながら
そのモーレンジを飲むんですから。
花の香りや、オレンジの香りをかぎながら
おいしくいただきました。
![グレンモーレンジ蒸留所に働くビル](http://web-barman.net/wp-content/uploads/2017/06/bill-e1498738767403.jpg)
【講習の先生ビル】
1943年にワインブルワリーから
ウイスキーのディスティラリー(蒸留所)に
転身を遂げたグレンモーレンジ。
スペイサイドの水を使用する一般のモルトに対して、
モーレンジはターロギーの泉から仕込み水を採取します。
スペイサイドの水が軟水なのに対して、
ターロギーの泉の水は硬水。
硬水は軟水に比べてミネラル分が豊富で、
グレンモーレンジが目指すウイスキーに適していたそうです。
モーレンジは蒸留器にもこだわりました。
通常の蒸留所の二倍ほどもある高さのポットスチルは
スワンネックと呼ばれ5.14mもあるそうです。
上の画像のように、
ちょうど大人のキリンぐらいの高さがあるそうです。
これによって、香り高いスピリッツが生まれるそうです。
麦芽は単一畑から採れる『カドモール・モルト』
熟成に使用する樽はバーボン樽。
ジャックダニエルをメインとした
アメリカン蒸留所に貸し出した樽の
ファーストフィルとセカンドフィルのみを使用。
これによって軽やかで爽快に仕上がるのだそうです。
それだけいろんなことを教えてもらって飲む
グレンモーレンジ。
おいしくないわけがないじゃないですか。
それではこれ以上は長くなりますので、
アードベッグは次回ということで。