ラフロイグのラインナップ
ラフロイグはスタンダードの10年物以外にも下記のラインナップを所有しています。
![ラフロイグクォーターカスクの画像です](http://web-barman.net/wp-content/uploads/2018/04/laphroaig_06.jpg)
QUARTER CASK
【ラフロイグ クォーターカスク】
創業当時の味を再現するために作られたそうです。 7~8年前後の熟成を終えた原酒を、通常の4分の1の大きさのバーボン樽(クウォーターカスク)に詰め替えてフィニッシュをかけます。
クオーターカスク樽はファーストフィルバーボン樽を解体して造られています。 最後に小さいサイズで熟成させることによって、熟成がより早く進み、強い樽香も得る(樽由来の甘味が増す)ことができます。したがって樽の個性が大きくウイスキーに出るので、それに負けないよう48度でボトリングされています。
![ラフロイグのセレクトカスクです](http://web-barman.net/wp-content/uploads/2018/04/laphroaig_05.jpg)
SELECT CASK
【ラフロイグ セレクトカスク】
次の3つのタイプの樽で熟成させたモルト原酒を使用します。
1.クォーターカスク樽で熟成させた原酒
2.バーボン樽で熟成させた原酒をペドロヒメネス・シェリー樽で後熟
3.ヨーロピアン・オーク・シェリー樽で熟成させた原酒
これらの原酒をヴァッティングしたものを、最終的にアメリカン・オークの新樽で後熟させたウイスキーです。 まとめますと、ラフロイグ・セレクトカスクは3タイプの樽で熟成させたモルト原酒をヴァッティングした後、さらにアメリカンオークの新樽で熟成させたウイスキー、ということになります。
![アイラモルト ラフロイグロアの写真](http://web-barman.net/wp-content/uploads/2018/04/laphroaig_07.jpg)
LOPHROAIG LORE
【ラフロイグ ロア】
ヨーロピアンオークの新樽で熟成した原酒をファーストフィルのバーボン樽で後熟させた、いわゆるダブルマチュアードの原酒に、異なる数種のモルト原酒をヴァッティングしたウイスキーですが、ポイントは新樽で熟成させていることです。通常、スコッチウイスキーの熟成には、新樽が使われることが少ないのです。